蕨市中央で接骨院をお探しなら、蕨市蕨駅の「わらび整骨院」へお越し下さい。元気一杯のスタッフが皆様の体を治療させて頂きます。丁寧な施術を心がけておりますので、女性の方や高齢者の方にも安心して起こし頂けます。アスリート・手ムクミン・足ムクミン、頭痛・骨盤矯正・肩っちゃん、骨盤矯正、腰部の治療、股関節のストレッチ治療、肩っちゃん(肩のストレッチ)等の治療や腰痛・肩こり(肩痛)・首こり(首痛)の辛い痛みや捻挫、肉離れ、テニス肘、野球肘・野球肩、半月板損傷などのスポーツ障害等、様々な悩みをサポート致します。各種保険取り扱っています。ベビーカーでの来院も可能です。お気軽にお越し下さい。

個性って・・・

2016年06月15日

こんにちは中田です(´・ω・`)

先日、ある劇団に所属していて脚本や台本を書かれている患者さんが、わらび整骨院のスタッフをモデルにお話を書いてくれました。

<登場人物>

・カレイ:ネガティブ思考でいじめられっ子。大衆魚。

・ヒラメ:海の中の理解者。物知りで思いやりがある。高級魚。

・ケガニ:海の中のお調子者。悪意はないが、思ったことを何でも喋ってしまう。高級魚。

 

カレイ、膝を抱え座っている。

カレイ「・・・はぁ。」

ヒラメやってくる。

ヒラメ「こんなところにいた。どうしたんだよカレイくん。」
カレイ「・・・放っておいてくれよ、ヒラメくん。」
ヒラメ「そんな訳にはいかないよ。僕ら親友じゃないか?」
カレイ「ヒラメくん・・・。」
ヒラメ「何があったのか、話してみなよ。」
カレイ「実は、毛蟹くんが・・・」

ケガニ、現れカレイを馬鹿にする。

ケガニ「やーい、やーい、右ギメ野郎。お前いつも写真撮る時右ギメでバリエーションがないんだよ。」

ケガニ、去る。

カレイ「って、馬鹿にするんだ。」
ヒラメ「アイツ・・・。給料、3割カットだな」
カレイ「馬鹿にするんだよ。(泣く)」
ヒラメ「大丈夫だよ。カレイくん。僕だって、左しか向けない。左ギメ野郎だよ。仲間だよ。」
カレイ「ヒラメくん。でも、それだけじゃないんだ。実は・・・」

ケガニ、現れる

ケガニ「やーい。やーい。お前、俺のハサミみたいに、自慢の武器持ってないんだってな?歯だって虫食うだけだから丸まってる。この生態系の弱者がッ!!」

ケガニ、去る。

カレイ「って、馬鹿にするんだ。」
ヒラメ「アイツ・・・。給料、5割カットだな」
カレイ「馬鹿にするんだよ。(泣く)」
ヒラメ「大丈夫だよ。カレイくん。僕の口は大きいし尖ってるけど、裂けてるから不気味じゃないか?君の口の方がおちょぼ口でかわいいよ!」
カレイ「ヒラメくん。でも、まだあるんだ。」
ヒラメ「まだあるの!?」
カレイ「実は・・・」

ケガニ、現れる。

ケガニ「やーい。やーい。お前は海底で獲物を待ち伏せすることしかで来ない卑怯ものだ!!この木偶の坊がッ!!」

ケガニ、去る。

カレイ「って、馬鹿にするんだ。」
ヒラメ「アイツ・・・。給料、8割カットだな」
カレイ「馬鹿にするんだよ。(泣く)」
ヒラメ「大丈夫だよ。カレイくん。僕も舞い踊って小魚を補食するけど、君のように土には潜れない。立派な才能じゃないか!」
カレイ「ヒラメくん。・・・ありがとう。でも、一番の決め手は・・・」
ヒラメ「アイツ本当、ダメ人間だな。!?」
カレイ「実は・・・」

ケガニ「やーい、やーい、大衆魚!お前、貧乏臭いんだよ。一緒の海、泳ぐんじゃねぇよ。」

カレイ「って。」
ヒラメ「アイツ、給料全部カットだな。」
カレイ「馬鹿にするんだよ。(泣く)」
ヒラメ「確かに僕も高級魚だけど・・・」
カレイ「僕さ。お母さんに聞いたんだ。なんで僕らは大衆魚なの?高級魚じゃないの?って。」
ヒラメ「そしたら?」
カレイ「僕ら、江戸時代は高級魚だったんだって・・・。」
ヒラメ「なんで大衆魚に?」
カレイ「なんで?なんでって、君が僕らの代わりに高級魚になったんじゃないか!?」
ヒラメ「えっ!!」
カレイ「日本の懐石料理は料理を出すとき頭を左に向けるんだ。だから、右を向いている僕らは向かない。代わりに左を向いているヒラメを使うって。」
ヒラメ「そんな・・・」
カレイ「お前たちのせいで僕らは・・・!!」
ヒラメ「でも!!大衆魚の方が皆の人気者じゃないか!!アイドルを見てみなよ!昔はモー娘。!モー娘。!!っていってたのに、今じゃファンに近いAKBじゃないか!」
カレイ「確かに・・・」
ヒラメ「カレイくんが言ったのは、全部個性なんだ。個性はその人を作らない。個性をどう使うかがその人を創っていくんだ。これから僕と一緒に高級魚、目指そうよ。」
カレイ「ヒラメくん・・・。ごめん。僕が悪かったよ。一緒に頑張ろう!」

ケガニ、やって来て。

ケガニ「話は聞かせてもらった。・・・ごめん。ちょっとからかうつもりだったのに。まさかこんなに傷つけていたなんて。本当にごめん。」

カレイ「・・・」
ヒラメ「・・・ケガニくん。」
カレイ「・・・もういいんだよ。」
ケガニ「許してくれるのか?」
ヒラメ「うん。」
カレイ「給料はカットだけどな。」
ケガニ「えっ!」
ヒラメ「一緒に最高の高級魚、目指そう?」
ケガニ「ああ。」
カレイ「よーし。ヒラメの『ヒラ』、カレイの『イ』、ケガニの『ケ』をとって、アイドルグループ、『ヒライケン』の結成だ!!」

平井堅の曲が流れ始める。
『ヒライケン』の3人熱唱。
鐘が一つなる。

ヒラメ「やっぱり地道に働こう。」

《了》

 

なんだか考えさせられるお話ですね。

ちなみに誰がどの生き物のモデルかわかりましたか?

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