親指を使ったり、ペットボトルの蓋を開ける時、赤ちゃんを抱っこする時におもわず『痛っっ』と叫びそうになった事のあるあなたは、もしかしたら『腱鞘炎』かも知れませんよ!!!
~今回は、『腱鞘炎』のお話です~
【原因】
・デスクワークの仕事が多い
・子育てによる負荷
・スマホの使い過ぎ等
指の使い過ぎや、不安定な角度で手首に負荷をかける事によって腱を押さえる『腱鞘』という部分が擦れて炎症が起きてしまう為に痛みが出てしまいます。
※産後の方は出産時に全身の靭帯や関節を緩めて出産をスムーズにするホルモン『リラキシン』の効果によって関節が不安定になって負荷が掛かってしまう為です。
【症状】
・物を握って手首を小指側に捻ると手首に痛みが出る
・ペットボトルの蓋が開けられない
・子供を持ち上げる時に手首に痛みが出る
・腫れや熱を持つ
【治療】
1.アイシング⇒熱感がある時は冷やして痛みを抑えます
2.手首や指を動かす筋肉は前腕から始まるので前腕の筋肉から緩めます
3.関節の動きが悪いとそこを動かす筋肉の負担は増えてしまいます
そこで関節の調整『マニプュレーション』という手技を使って関節の調整をします。
4.最後は固定です!早く治す為には使わずに『固定材』で可動域を制限し必要以上に動かないようにします。
どうしても動かさないわけには・・・という方は『テーピング』で固定する事も出来ます。
~最後に~
痛みが出る前には『ピリピリ』や『動かし辛さ』などが出ます。
痛みが出てからでは完治までに時間が掛かってしまいます。
違和感を感じたら、すぐに治療しましょう!!