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ランナー必見!!膝の痛み『鵞足炎』
・鵞足炎とは・・・
※鵞足(がそく)とは膝の内側に付く「縫工筋」、「薄筋」、「半腱様筋」という筋肉が付く場所のことで膝を曲げる、内側の向ける働きをします。
長距離ランナーやシューズの底が内側だけ減る、偏平足などが当てはまる人に多く、鵞足が炎症を起こすと
①ランニング後に膝下の内側部分に痛みが出ます。
②歩行や階段の昇降時に痛みが出るようになり、、、
③安静にしていても痛みが出てしまいます( ;∀;)
【原因】
・X脚
・足部のオーバープロネーション※(過回内)
・鵞足に関連する内転筋群+半腱様筋の過緊張
・練習量の急激な増加などが挙げられます。
※オーバープロネーションとは最大加重時(着地時)に、踵が大きく内側に傾き、着地から蹴り出しの動きがスムーズではない状態
【予防・治療】
・走る前、走った後は必ずストレッチする事が大切です!
・一番の原因は、オーバーユース(使いすぎ)が多いので痛みが出るようであれば、ゆっくり休む事と自分で出来る内転筋やハムストリングスのストレッチが出来ると早めに競技に復帰出来ます(‘◇’)ゞ
☆当院では『とりあえず休みましょう』などの曖昧な治療はしません!痛みの原因を見つけて早期回復する為の説明やポイント治療をしていきます!
そのうち痛みが取れるだろうと放置しておくと、厄介な痛みが残ってしまいます。少しでも症状が出たら我慢せずに治療しましょう!!
テニス肘~外側上顆炎
今日は、『テニス肘』、『外側上顆炎』についてお話します!
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)とは・・・
手首や指を反らす筋肉が付いている骨の部分(肘の外側)を上腕骨外側上顆と言います。繰り返しその筋肉を使うことにより、筋肉の始まる場所(上腕骨外側上顆)が何度も何度も引っ張られそこに炎症が起きてしまった状態のことを言います。別名で『テニス肘』とも言います。
~症状~
・雑巾しぼるのが痛む
・デスクワークで痛む
・ビン、ペットボトルのフタを開ける時が痛いなど・・・
~治療~
・痛みが強い急性期はアイシング
・痛みが落ち着いてきたら温めて血流を促します
・痛みの原因である前腕の筋肉を緩めて肘の痛みを取っていきます
この症状は、早期の治療が大切です。
痛みや違和感などが出るようなら我慢せずにしっかりケアしましょう!!
指が引っかかる~ばね指~
指を曲げて戻す時『カクン』と・・・
手の使い過ぎ、スポーツや指をよく使う仕事をする方、特に女性に多く診られます。
親指や中指に発生しやすい傾向があります。
指の使い過ぎにより、指の腱や、腱を包んでいる『腱鞘』という部分が擦れてしまい、炎症が起きて腫れてしまいます。
そのため、腫れて太くなった腱が引っかかり指が伸びにくくなります。
<症状>
・朝のこわばり
・指の付け根の「痛み」「腫れ」「熱感」
・動かし始めの症状が強く、悪化すると指が動かなくなってしまうことも・・・
<当院の治療>
この症状は、使い過ぎが主な原因になります。
当院では、痛み方によりアイシング、温熱療法を施し、痛みのある患部だけではなく、痛みの原因である前腕の筋肉からケアしていきます。
そのため1回の治療で治る事は難しいですが、必ず治るスピードは早くなります!!
しっかり治療して辛い痛みを取りましょう。
~足がつる~
今回は『足がつる』を話題にしていきたいと思います!!
『足がつる』⇒筋肉の急激な収縮によって起こります。
【理由】
・足の冷え
・筋肉の疲れ
・運動不足など
※妊娠中の女性が浮腫んだり、つる事が多いのは運動が制限される為です。
【簡単にできる予防】
・寝る時は靴下を履く
・足の甲に浮き出る血管(足背動脈)の所にカイロを張る
・湯船に使って筋肉を温める
【つってしまったら…】
・足を伸ばして、つま先を自分の体の方へ引っ張ると収縮した筋肉がストレッチされて楽になります。
その際、膝はなるべく曲げないように、つま先に手が届かないようであればタオルなどをつま先に引っ掛けて伸ばすのも良いです(‘◇’)ゞ
寝違え
最近身体が冷える事が増えますね・・・
寒くなって冷えてくると増える症状が寝違えです!
・症状
1.朝起きた時に首や背中が痛くて動かせない⇒この症状が一番辛いです。早急に治療しましょう!!
2.痛くは無いけど、なんとなく違和感が有る⇒完全に寝違える手前です。身体からの最後の警告です・・
3.頭痛や吐き気がある⇒偏頭痛が出やすい方に多い症状です。
・原因
自分に合わない高さの枕で寝返りや首を急に動かした時、疲労が溜まったままになっている、体調不良、睡眠不足など
筋肉はストレスや疲労が溜まると硬くなり、弾力の無い痛めやすい筋肉になります。
その為、筋肉が無理に引き伸ばさて起こってしまいます。
・治療
上に書いてある1に該当する症状は、アイシング、安静が重要です。2.3に該当する症状は、しっかり温めて筋肉が柔らかく、痛めにくい状態を保つ事が大切です。
※全てがこれに該当する訳では無いので、早めの受診をオススメします。
・注意点
寝違えを起こす人は、繰り返し痛める習慣性になっている人も多く、寝違えを起こすまわりの筋肉全体の治療を十分にしていく事が大切です。
変形性膝関節症
膝の痛みや違和感を感じる事はありませんか?
膝の痛み等の原因の一つに、変形性膝関節症が挙げられます。
~変形性膝関節症とは~
・加齢や体重の増加によって膝の軟骨がすり減ってしまい痛みを感じる。
・膝関節に水【水腫】が溜まる。
・過去に膝の靭帯や半月板を痛めた事がある人が発症しやすい。
・50代以降の女性に多い・・・など
~症 状~
・初期は歩き始め等、進行すると歩行時の痛みや階段の昇降時の痛み(特に降りる際)
・正座が出来ない
・関節に水が溜まる
~どのような治療をする~
1、ズキズキとした痛みが有る時はアイシング、痛みが軽減してきたら患部を温めます。
2、膝を支えている筋肉や痛みの原因となる患部をほぐし、痛みの緩和を促進します。
3、包帯などの固定具でしっかり固定し負荷が掛かり辛い様にします。
4、症状が落ち着いてきたら、運動療法で更に痛みが出にくい様にしていきます。
症状が重くなれば、手術適用になってしまう症状ですが早期の治療で日常生活も変わらず過ごす事が出来ます!
少しでも違和感や痛みが有り気になる方は是非当院で治療させてください!!
頭痛【筋緊張性頭痛】
当院では、頭痛の専門治療を行っています。
※病院で精密検査を受けたものの、特に異常が見つからなかった方へお勧めしています。
脳に異常がない場合の多くは、身体の歪み、筋肉の過緊張、血行不良などから頭痛が引き起こされています。
~症状~
後頭部が重苦しい、こめかみが痛い、締めつけられるような痛み、首や肩の強いこりを感じるなど、、、
首や肩の筋肉の緊張からくる頭痛を⇒筋緊張型頭痛といいます。
首・肩の筋肉の多くは後頭部に付着しています。
そこには神経が通っていてその神経が首・肩の筋肉の緊張により刺激され、後頭部などで頭痛として感じてしまいます。それが、「筋緊張型頭痛」です。
初期の段階では頭痛まで起きず、首・肩が重いなダルイなという症状が出ます。
なのでその段階で張りを取り除く事が大切です。
~原因~
悪い姿勢、長時間同じ姿勢での作業、精神的や肉体的な緊張、寝不足など。
最近では下向きでスマホを長時間操作し過ぎることも原因となります。
~改善~
首・肩周りの筋肉の緊張を取るためにマッサージ、
長時間同じ姿勢にならないような工夫、姿勢の改善、首・肩周りのストレッチや運動、温めたタオルを首すじにあて血行促進、入浴によって筋肉をリラックスさせることが大切です。
当院独自の手技⇒首の骨(頸椎)・後頭骨を調整します!!
頭痛を緩和、改善しましょう!
妊娠中も治療できます!!
今日は『妊娠中』、『妊婦さん』の治療のお話です(^O^)
1.妊娠初期の関節の痛み
・赤ちゃんが育つ子宮が大きくなる為に【リラキシン】というホルモンが骨盤を緩める為に分泌されます。【リラキシン】が分泌されると関節や靭帯を緩める為に関節が不安定になり痛みを感じてしまいます。
↓ ↓
【リラキシン】の効果によって腰痛や膝の痛みも出てしまいます。
2.妊娠中期~後期の背中の痛みと腰痛
・妊婦さんの約半数の方が妊娠中期に背中から腰にかけて痛みを感じるそうです。主な原因は、骨盤の前傾です。骨盤の前傾が強まると『反り腰』になってしまう為、腰の負担が強まり痛みが出てしまいます。
3.妊婦さんのむくみ
・妊娠中はホルモンバランスの影響や胎盤を通して胎児に栄養を送る為に血中の水分が増え血液が薄まる為にむくみやすくなります。
・お腹が大きくなると運動量も落ちてきます⇒血流が良くないので、むくんできます。
・むくみは、妊娠時に血圧が高くなると出やすくなります⇒むくみが強いようであれば、産婦人科の受診をお勧めします!
~治療~
・当院では妊婦さんの治療も可能です!
・症状に合わせて治療を変える事も出来ます(‘◇’)ゞ
・特にむくみを取る『ムクミン』は人気です(*’▽’)
・うつ伏せの治療ではなく横向きで治療が出来るので安心です!!
妊娠中の治療はお任せください!
親指、手首を使うと痛い!!
親指を使ったり、ペットボトルの蓋を開ける時、赤ちゃんを抱っこする時におもわず『痛っっ』と叫びそうになった事のあるあなたは、もしかしたら『腱鞘炎』かも知れませんよ!!!
~今回は、『腱鞘炎』のお話です~
【原因】
・デスクワークの仕事が多い
・子育てによる負荷
・スマホの使い過ぎ等
指の使い過ぎや、不安定な角度で手首に負荷をかける事によって腱を押さえる『腱鞘』という部分が擦れて炎症が起きてしまう為に痛みが出てしまいます。
※産後の方は出産時に全身の靭帯や関節を緩めて出産をスムーズにするホルモン『リラキシン』の効果によって関節が不安定になって負荷が掛かってしまう為です。
【症状】
・物を握って手首を小指側に捻ると手首に痛みが出る
・ペットボトルの蓋が開けられない
・子供を持ち上げる時に手首に痛みが出る
・腫れや熱を持つ
【治療】
1.アイシング⇒熱感がある時は冷やして痛みを抑えます
2.手首や指を動かす筋肉は前腕から始まるので前腕の筋肉から緩めます
3.ズキズキした炎症性の痛みが緩和されたらホットパックで患部を温め治癒力を高めていきます
4.関節の動きが悪いとそこを動かす筋肉の負担は増えてしまいます
そこで関節の調整『マニプュレーション』という手技を使って関節の調整をします。
5.最後は固定です!早く治す為には使わずに『固定材』で可動域を制限し必要以上に動かないようにします。
どうしても動かさないわけには・・・という方は『テーピング』で固定する事も出来ます。
~最後に~
痛みが出る前には『ピリピリした違和感』や『動かし辛さ』などが出ます。
痛みが出てからでは完治までに時間が掛かってしまいます。
違和感を感じたら、すぐに治療しましょう!!
スポーツ外傷【足関節捻挫】
【足関節捻挫とは】
サッカーやバスケットボール、バレーボールなどのスポーツ中に起こりやすく、足首を内返しや外返しに捻り靭帯や関節を包む関節包を痛める怪我の事です。
捻挫の多くは、関節の構造上足首を内側に捻る内反捻挫になる事が多くなります。
内反捻挫によって痛めやすいのが外くるぶし(外果)の先端の前距腓靭帯を損傷することが多く、くるぶしを押して痛い、くるぶしの周りが腫れてくる場合は靭帯に牽引されて裂離骨折を起こしていることがあります。
前距腓靭帯に次いで痛めやすいのが、踵腓靭帯、後距腓靱帯です。
また、靭帯の損傷程度によって重症度が分かれます。
・1度損傷⇒靭帯が伸びる
・2度損傷⇒靭帯の一部が切れる
・3度損傷⇒靭帯が完全に切れる
【緊急処置】
受傷時はRICEが重要です。
R(安静)I(アイシング)C(固定)E(挙上)⇒挙上は心臓より高く上げて腫れを防ぐ
【治療】
1.骨折の有無を鑑別
2.アイシング
3.靭帯の損傷程度によって固定※
※1度、2度損傷はテーピング+包帯固定
3度損傷はプライトンという固定材料を使って固定します。
スポーツ、競技復帰にかかる期間は、
1度損傷は約1週間
2度損傷は約2~3週間
3度損傷は約2ヵ月
この期間は回復状況によって前後します。
捻挫は早期の治療がとても大切です。
+
捻挫はしっかり治療をしないと腫れや痛みが残ってしまいます。
また、足関節だけでなく指【突き指】や手首の捻挫等も当院で治療可能です!!
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